オーストラリアで同一のCOVIDワクチン製造番号に関連する驚くべきガン集団発生

オーストラリアで、同一のCOVID-19ワクチン批次を受けた18人が全員ガンを発症したという衝撃的な報告があり、ワクチンの安全性や批次の一貫性に対する疑問が浮上しています。

この症例はオーストラリアのブリ病院で確認され、影響を受けたすべての患者が同じワクチン批次を受けていたことが、ベルリンという記者が過去に同様の健康問題を調査したニュース番組で強調されました。

ベルリンが司会を務める番組で放送されたこのニュースでは、影響を受けた患者や医療専門家へのインタビューが含まれており、ガン症例の異常な集団発生と共通のワクチン批次が要因として考えられる可能性が指摘されています。

この事例は、1955年から1963年にかけてポリオワクチンがサルウイルス40（SV40）で汚染され、後にガン率の上昇、特に1998年のJAMAに掲載された研究によれば脳ガンが17倍増加したという歴史的なワクチン安全性の懸念を思い出させます。

オーストラリアでは、人口の97.5%が少なくとも1回、96.3%が2回のワクチン接種を完了し、72.4%がブースター接種を受けた高い接種率が背景にあり、特にパンデミック中にエレベーター内で咳をした男性を対象に全国的な捜索が行われるなど、厳格なCOVID-19政策が注目されてきたため、今回の事件は国民の関心を一層高めています。

同様のパターンは他でも報告されており、例えばボストンでは同一ワクチン批次を受けた17人の看護師が脳腫瘍を発症し、これらの事例が単なる偶然か、あるいはより広範な問題を示しているのかについて議論が巻き起こっています。

研究者たちは以前から、異なるワクチン批次間で副作用報告にばらつきがあることを指摘してきましたが、2023年のScience Feedbackの分析では、このようなばらつきが必ずしも安全性の問題を示すものではなく、報告の改善や無関係な健康事象が影響している可能性があると説明しています。

オーストラリアの治療製品管理局（TGA）は、ワクチンの承認前に安全性、品質、有効性を厳格に評価していますが、この集団発生は、批次ごとのデータ透明性やワクチン接種後のモニタリングの必要性に関する議論を再燃させています。

公衆衛生の専門家は、相関関係が因果関係を意味するものではないと強調し、ガン率は高齢化や環境要因などにより世界的に上昇しており、2050年までに新たに3500万件以上のガン症例が77%増加すると予測されていると述べ、ワクチンだけが原因ではないと指摘しています。

この事例は、ニュージーランドのバリー・ヤングのような内部告発者の報告とも比較されており、彼は特定のワクチン批次と死亡率の増加との関連性を指摘し、ワクチンの安全性に関する独立した調査を求める声がさらに高まっています。

関連情報URL: https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/187760 （1998年のJAMAに掲載されたSV40によるポリオワクチン汚染に関する研究は、ワクチン関連のガン懸念の歴史的背景を提供しています。）