後花園上皇は停戦を願い出家し、天下静謐の院宣を発給

5 months ago
47

西暦1,467年7月15日
後花園上皇が、以下の内容の書簡を伏見宮貞常親王に送り、出家の意思を伝える。
此度の戦は、時の流れとはいえ、只々驚いています。出家は私の本望ではありましたが、在位中は其れを忍んでいました。後土御門天皇の御代の始めの儀式を執り行う事が出来ました。今となると、俗世への執心等無い所に、此の様な大乱が起こり、いよいよ世俗との関わりを断とうと思いまして、出家の本意を遂げようという心境です。後土御門天皇の始めに此の様な事が起こってしまい、只々恥入っております。出家の意思が万が一漏れた場合、武家が止めるでしょう。そうなっては口惜しい事です。無上菩提の妨げにならない様、呉々も内密に進めて下さい。

一元化 公式HP
https://uc-4.com/

Loading comments...