「レアアース」最前線30銘柄!輸出規制の影響で年初来100%超急騰、ハイテク産業の保護に向けた国内開発への期待高まる

25 days ago
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「レアアース」最前線30銘柄!輸出規制の影響で年初来100%超急騰、ハイテク産業の保護に向けた国内開発への期待高まる

電気自動車(EV)用モーター、防衛装備、ハイテク製品の製造に不可欠なレアアース。世界生産量の7割を占める「レアアース」関連銘柄が急騰。中国は対日輸出規制強化と国内資源開発開始を実施。攻守両面で大きな動きが追い風となっている。上昇の主な要因は以下の3点に集約できる。

1. 中国の対日輸出規制と国策的取り組み
2026年1月6日、中国政府は軍事転用可能な「軍民両用」品目の対日輸出を全面禁止すると発表した。当初、レアアースについては言及されていなかった。

しかし、中国政府が民生用レアアースの日本への輸出許可承認を停止し、事実上の制限を課したとの報道があり、関連銘柄が急騰している。「対中依存度の低減」に向けた動きへの関心が高まっている。

主要7カ国(G7)などは12日、ワシントンでレアアースを含む重要鉱物に関する閣僚級会合を開き、協力強化に努めた。「中国への依存を危機感を持って低減させる」。合意に達し、世界的な足並みが揃い始めている。

2. 南鳥島沖でのレアアース泥の試掘はゲームチェンジャーとなるか?

日本最東端に位置する南鳥島沖で、レアアース泥の商業化に向けた試掘プロジェクトが正式に開始された。12日、探査船「ちきゅう」が清水港(静岡市)を出港した。

南鳥島沖では、ジスプロシウム、ネオジム、ガドリニウムといった希土類元素を含む泥が発見され、「国産化」への期待が高まっています。海底に堆積する希土類泥は、陸上の鉱石とは異なり、トリウムやウランといった放射性物質をほとんど含みません。「クリーン・レアアース」と呼ばれ、実現すれば、日本が「資源立国」へと飛躍する歴史的な一歩となることが期待されています。

しかし、泥の揚泥(泥を引き上げるための技術)と精錬(不純物を取り除くための工程)には、多額の費用がかかることが見込まれており、プラントエンジニアリング企業などの技術に注目が集まっています。

しかし、浚渫(泥を引き上げるための技術)と精錬(不純物を取り除くための工程)にも相当の費用がかかるとみられており、プラントエンジニアリング企業などの技術に注目が集まっています。

3. 先端技術(AI、ロボット、EV)による需要増加
長期にわたる持続的な需要も見込まれます。AIサーバーの冷却ファンや精密機器には強力な磁石が必要とされており、ネオジムなどの材料需要が急増しています。また、ヒューマノイドロボットや産業用ロボットの普及も、高性能モーターの需要拡大につながると見込まれます。

★注目銘柄 現在、市場において
①資源開発・プラント
②商社・サプライチェーン
③製錬・加工
④リサイクル
⑤代替技術

関連分野への投資家の関心が高まっています。

年初来で最大の上昇を記録したのは、希土類元素の一種であるジルコニウム化合物の世界トップメーカーである第一稀元素化学工業です。同社に加え、南鳥島プロジェクトに携わる大手プラント建設会社である東洋エンジニアリングも、年初来で2倍以上に上昇しています。

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