【非公開】2021.4.4 空芯二重コイルの共振テスト(続き2)

4 years ago

昨日のテストの続きです。昨日のテストは昼間に行いました。暖かく清々しい天気でテスト部屋の温度は約23度でした。本日のテスト部屋の温度は約17度でした。

今回のテストでは昨日のような電圧に到達せず、共振が停止しました。バッテリー電源コードを外して、電源回路を停止した後に、チョークインダクタをクーリンファンによって冷やし、電源回路を駆動すると、再び共振を開始します。

また今回は、空芯二重コイルにおける電流をプローブによって同コイルに近接させずに計測しましたが、以前の計測結果と同様な結果を得ました。

動画の最後に米国特許六四九六二一、千九百年三月十五日付の装置の解釈と本テスト機の相違点を図示しました。

【考察】

逆起電力防止ダイオードをトランジスタから外した事を電圧上昇の理由としてコメントしましたが、本日も逆起電力防止ダイオードなしでしたが、昨日のような継続的な共振は得られませんでした。気温など温度が要因の一つですが、本テスト機によって環境の熱が電圧に変換されていると結論するには、装置内の検証を残しています。モーターや電球が発熱するように電流が熱に変換する事は良く知られていますが、本テストではペルチェ素子によらずに熱が電圧に変換する疑いがある事が示されたと思います。ただし、熱が根本要因かどうかは要検証です。

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