ウクライナの戦術からハイブリット戦争というものを読む

見えますか？　これが「ハイブリット戦争」というものです。
かなりポイントを絞ってわかりやすいように凝縮させてみました。何度か繰り返してみると、全体的な動きと流れが何となくつかめてくると思います。
ゼレンスキー大統領の動きを軸として全体を見ると、共産主義者の戦い方が見えてくる。

ウクライナの戦術は中国の戦術と同じ。ウクライナは中国と似ています。共産主義者の戦いは、嘘を利用した戦術だから、嘘が見抜けなかったら振り回されるだけで終わる。下手をすると、嘘を信じた味方が、敵側になって味方を叩いてしまう。第二次世界大戦はそんな感じの戦いだったんだろうと思う。恐らく、ゼレンスキー氏も梅さんと同じで、誰かが背後でハンドルを握って動かしているように見える。彼も「親中」です。

ウクライナのゼレンスキー氏の行動は、EU加盟申請するために、ウクライナ人を騙して、ウクライナを崩壊へと導いているようなものです。

ウクライナの国は既に機能していません。それなのに、彼は、悲劇のヒロインを演じ、民主主義のためとか、国を守るためとか理由をつけ、ネットやメディアを利用して民間人に戦うようにと促しています。しかも外国人戦闘員まで募集している。それに輪を加えて各国から武器や戦闘機をウクライナに提供している。しかも、NATO軍の最新の武器を渡している、民間人が扱えるわけがないのに。それをロシア軍が捕獲してます。恐らく、これはロシア軍の今後の研究材料になるでしょう。

ウクライナ軍がいないということは、既に国としての機能は終わっているということです。それを、無理して長引かせて、犠牲者をどんどん増やしているようにしか見えない。恐らく、ロシア側が武器を置けというのは「観念しろ」という意味ですよ。

これを見てると、終戦後の日本軍は戦いの辞め時をしっかり心得ていたんだろうということがわかります。国民のために、昭和天皇が直にマッカーサーに会いに行った話が思い出されます。
全ては日本の国民のための行動「国民が生きていれば国は残る」
その懸けは当たっていました。戦争には負けたかもしれないけど、日本の国民は生きています、日本という国も残っています。

そもそも世界中の政府が「人間の盾」というものを知らないってどういうことですか？　メディアは、民間人が自分を犠牲にして必死に国を守ってるというイメージで堂々と報道している。恐ろしいことです。

日本人の感覚で思うには、普通なら、軍とか警察が国民を守ります。まともな国なら、民間人は危ないからといって安全な場所に避難させるはずです。ロシア軍の戦車が通っているのに、民間人は家に残ってますよ？　警報も出さないし、何もしてない。国が機能していないのに、国のために戦えとネット上で言ってるだけで、国民の安全を何も考えてない。そこが、理解できない行動というか、不思議でしょうがない。

「人間の盾」とは、「戦争や紛争において、敵が攻撃目標とする施設の内部や周囲に民間人を配置するなどして、攻撃を牽制すること。ジュネーブ条約では戦争犯罪とみなされる」
民間人にこんな危険な行為をさせることは戦争犯罪ですよ！
これは過去に、ISISがよくやっている手口です。

悲劇のヒロイン「英雄」と、高評価の支持率という名誉を手に入れたのはゼレンスキー氏だけで、国民は悲惨な目に合っています。
なぜ彼が英雄視されるのかさっぱり理解できない。メディアで悲劇のヒロインを演じ続けた結果、演説でスタンディングオベーションをもらうほどに世界を魅了させている。

何かがおかしいと思う。恐ろしい現象を見ているような気分です。
メディアはただの偏向報道ではなく、情報戦の武器になっているということも頭に入れておくべきです。

本来なら、こうなる前にNATO加盟を拒否していたら、この大惨事は全てなかった話です。それをロシアが全て悪いとして各国で一斉に制裁をしている。ロシアを煽ったのは間違いなく、メディアと梅さんです。

世界は制裁をしてエネルギー不足で価格が高騰、中国は孤立するロシアからガスを買い取り、エネルギーを安定化、中国の製造業は安定し、欧米にとっては、中国に製造拠点を移す魅力ができる。脱中国依存しないといけないのに世界は何やってんだ・・。

それに対しての岸田首相の対応
「岸田総理 エネルギー価格高騰についての対策発表 『電気やガスをできるだけ使わないでください』 確かに、使う量が減れば、家計の光熱費は増えない。 流石総理にまで上り詰めた人の言うことは正しい。 そんな方法があったとは、、政府の対策として出てくるとは思わなかった。」
渡辺哲也氏のツイート

こんな風に「親中」をアバターとして操って、メディアの演出を利用し、世界を混乱させ、敵側に嘘を信じ込ませて自分で自分に打撃を与えさせるよう仕向ける、時には外圧を利用して打撃を与える。そして自分らは得をするという社会構造を作り出すのが、共産主義者特有の戦い方です。民間人も騙して武器にしようとする。その光景をメディアを使って演出し、世界の世論を一つの方向に誘導する。悲劇のヒロインに仕立て上げ、騙された人は寄付金をどんどんだして、その寄付金は一部の人だけがホクホクになって、実際に犠牲になった人には届かない。これが彼らの言う「超限戦」ハイブリット戦争というものだと思います。これが、見抜けなかったら振り回されるだけです。

「漁夫の利外交」と記事を書いている人がいますが、まさにそれ。

岸田首相が得たのは、梅さんやゼレンスキー氏からの「謝意」だけ。
これが、安倍政権だったら、恐らく外交交渉で緊張を緩和させて、ことが済んでいただろうと思う・・・？

これが理解できなければ、情報戦だけで既に負けていると思う。